【テニス】ダブルスの戦術_110_ネットプレーヤーの足元に沈める

【テニス】ダブルスの戦術_110_ネットプレーヤーの足元に沈める

この記事ではストロークで相手ネットプレーヤーの足元に打つ展開を解説しています。

結論:トップスピンでネットプレーヤーの足元に沈めてポーチボレーを狙う

まずは突き球で相手に繋げさせます。
ある程度速さのある突き球の中にトップスピンで相手の足元に沈めるショットを打ちます。
相手ネットプレーヤーの頭が下がります。
そこをポーチボレーを狙います。

相手ネットプレーヤーは徐々にネットに詰めてくる

突き球を打っている場合相手もボレーで決めきれないので膠着状態になります。
この時相手ネットプレーヤーはボレーを打ちながら徐々に前に移動してきます。
ネットに近づいたほうがボレーで決める確率が上がります。
相手がネットに詰めきる前に対応が必要です。

トップスピンで足元に打つ

ある程度スピードのある突き球に比べると少しスピードは落ちていいです。
スピン量が増えるとスピードは落ちます。
大事なことは球種が変わることです。
相手が球種が変わったことに気づいていなければそのままミスしてくれます。
ベーシックスイングだと速さが出やすくなりますのでウインドミルの方が振り抜いて足元に落とし易くなります。

相手ネットプレーヤーの頭が落ちたらポーチボレー

タイミングよく足元に打てると相手ネットプレーヤーはバランスを崩して頭を落とします。
そこを見ておかないといけませんので味方ネットプレーヤーは相手をよく見ておきましょう。
味方パートナーはそのタイミングでポーチボレーに出ましょう。
シングルスプレーヤーの場合はこのようなダブルス特有の動きができない選手もいます。
その場合はパートナーを見て構いません。
足元に打つ態勢に入ったらポーチボレーに出ましょう。
この時パートナーにあらかじめ伝えておいてください。

足元を意識するあまりネットしない

この戦術を意識するあまりにショットの軌道が低くなりすぎてネットを連発してしまう場合があります。
その時は突き球をベースに戻して浮かないショットを打てるようにしましょう。
相手のボレーが深かったり低かったりする場合足元に打つことは簡単ではありません。
その時に足元に打つとやはりミスも増えます。
浮かないショット「突き球」をベースに展開していきましょう。

まとめ:突き球の中で足元に落とすショットを混ぜる

よくある間違いが足元に落とすことだけに固執することです。
スピードが出せませんのでボレーのテクニックがある相手だと簡単に処理されてしまいます。
さらに足元に落とすショットはトップスピン系になります。
トップスピン系は打点が低いほうが簡単ですのでこちらの打点が低くなったところを狙われます。