初めてでも分かる基本ショット打ち方「サーブ」

初めてでも分かる基本ショット打ち方「サーブ」

この記事ではテニスの基本ショット「サーブ」の打ち方について解説しています。

結論:包丁握りでボールの外側を捉える。回転がかかっていることが基本。

ルール上ノーバウンドでボールを打って、サービスボックスの中に入っていればOKです。
ですが、将来的に効果的なサーブを打てるようにするためには、回転がかかっていることを基準にしていくことが重要です。

【重要】打点が基準。ここにどうアプローチしていくか

この位置と形が基準

サーブもまた打点が基準となります。
ここに向かってどうやってスイングしていくかを考えていきます。
この打点を基準に逆算をして解説していきます。

右肩の上でラケットヘッドは左向き

時計の11時の方向

インパクトは前過ぎては行けません。
ラケットを天井に向かって打てるようにしなくてはいけません。
右肩の上が打点です。
ラケットヘッドの向きは自分から見て左向きです。
地面に対して垂直ではありません。

打点の点(ボールの外側)

✅自分からみてボールの右側
✅ボールの外側を捉える
❌ボールの真後ろをまっすぐ打つ

基本的にボールの外側を捉えます。
ボールの真後ろを真っ直ぐ捉えてしまうと回転がかかりません。
回転がかからないとボールの軌道は安定しません。
ボールに回転をかけることが基本だと覚えておいてください。

そこから回転を少なくしてスピードをあげたり、さらに回転をかけて変化を強くしたり、回転の向きを変えて変化をつけたりしていきます。

グリップはコンチネンタル

セミウエスタングリップ
コンチネンタルグリップ

初心者のうちからコンチネンタルグリップでサーブ練習することをお勧めします。初めは薄いグリップに苦戦するかもしれませんが、最終的にはこれが近道です。

正確なコンチネンタルグリップの持ち方はこちら

超細かいグリップの持ち方「コンチネンタルグリップ」

厚いグリップから薄いグリップへ移行する手間

❌厚いグリップでまっすぐ当てる
✅薄いグリップで斜めに当てる

厚いグリップでボールの後ろを捉えます。
真っ直ぐボールを捉えるので回転をかけることができませんが、打球方向に真っ直ぐスイングするので初心者でもサーブを入れることができます。
次のレベルにステップアップしようとする場合、回転とスピードが必要になります。
回転をかけるためにはボールの外側を捉える必要があります。厚いグリップではボールの外側を捉えることが難しくなります。
また手首の可動域も厚いグリップでは小さくなってしまいますので、速いスイングはできません。

そこで薄いグリップに変更したらどんな変化が起きるのでしょうか?

薄いグリップになることで今まで真っ直ぐ当てていた打ち方を変えなけばいけません。
ボールの後ろを打っていたのを、ボールの外側に変えなければいけません。
当たりが薄くなるので、ボールが飛びません。
厚みを調整直さないといけません。

厚み

ボールとボールが重なる幅 = 厚み
ボールとラケットに置き換える

厚みとはビリヤードやボウリングでよく使われる用語です。
上の図の青い幅のを厚みと呼びます。

厚いグリップだと厚いあたりしかできませんので、回転をかけることができません。薄いグリップだと厚い当たりから薄い当たりまで変えることができます。

スタンス

✅基本横向き
❌前を向かない

足の向きは基本的に横向きです。
その人のスタイルによって少し開き気味だったり、少し閉じ気味だったり、足を固定したり、動かしたりしますが、基本的には横向きです。
私は少し閉じ気味で、幅は肩幅ぐらいにしています。

グリップが厚すぎて、後ろから前にスイングするタイプの人の場合は足が前を向いていることが多いですね。
持ち方とスタンスは繋がっています。

インサイドアウト

外に向かってスイングしながら
そしてボールの外側を捉える

ラケットは打つ方向にまっすぐ打つのではなく、外に向かってスイングします。
※右利きの方は右に向かってスイングします。
そして厚みを利用して左に飛ばします。

右に向かってスイングしながらボールの外側(右側)を捉えます。
回転がかかりながら左に飛んでいきます。
テニスは回転をかけながら打つことが基本になるので、このように打つ方向とスイングする方向が違うということが正しいと覚えておいてください。

トスは投げないで置いてくる

スイングの中にトスを合わせる

スイングが毎回変わらず、同じスイングができることが理想です。
このスイングの軌道の中に、トスを上げられるようにします。
バスケットボールでいうと、レイアップシュートの「置いてくる」ような感覚です。投げません。

トスを勢いよく投げてしまうと、トスが毎回ずれます。それに合わせてスイングも毎回変わってしまうと安定しません。
トスが基準ではなく、スイングが基準です。さらに言うなれば打点が基準となります。

トロフィーポーズ(右手左手同時に)

目線の高さで離して
左手はまっすぐ伸ばす形がトロフィーポーズ

上の写真の左手をまっすぐ上に伸ばしている形をトロフィーポーズといいます。
この左手をまっすぐ伸ばして、右肘を曲げることにはいくつも理由があります。

  • 左手を伸ばすことで左右のバランスが取れる
  • 左手を伸ばすことで安定したトスが上げられる
  • 左手を伸ばすことで引くことができて加速できる
  • 左肩が入っていることで球種を隠すことができる
  • 右肘が曲がっていることで肩を回せる状態にある
  • e.t.c.

そして最大のメリットは「かっこいい」ということ。
これ1番大事!

肩を回す

トロフィーポーズから
肘が上がって、ラケットヘッドが下がる

ここからは野球の投球フォームに近くなります。
肘が先行して手は後から付いてくるようにして肩を回します。
ポイントは肘が上がることでラケットヘッドが落ちていくこと。

トロフィーポーズから手首を使ってラケットヘッドを落としてしまうと、ラケットを担いぐような形になってしまいます。
ラケットヘッドを担いでしまうと肩が回らななくなります。
似ていますが違う動きなので気をつけましょう。

投球フォームに例えると簡単です。手を肩に乗せて担ぐような形を作って、止まってから投げるとどうでしょう?投げれまが、遠くには飛ばせませんね。

まとめ:グリップとスタンスとスイングは全て繋がっている

厚いグリップには厚いグリップの体の使い方が、薄いグリップには薄いグリップの体の使い方があります。
厚いグリップから薄いグリップに変更するタイミングは早い方がいいです。
初めから薄いグリップで練習を始めた方がいいです。
薄いグリップで始めると最初は難しいですが、将来的に早道になります。