意外と教えてもらえないテニスのマナー(ボールの渡し方)

結論:相手がこちらを見ている時に1バウンドで渡す
相手がこちらを見ていない時にボールを渡して、もし気づいていなければ当たってしまう可能性がありますよね。怪我にも繋がるので、これはやめましょう。日本限定のマイナールールもあれば、部活単位での超マイナールールも存在します。この記事では私の知る一部をご紹介します。
相手が見ている時にボールを渡す
まず初めに相手がこちらを見ている時にボールを渡しましょう。あまりいませんが、相手がノーバウンドで取れるようにボールを投げる方もいます。あまりいませんが…
その時に相手が気づいていなければ怪我をしてしまうかもしれません。
そういったリスクを追わないためにも、相手がこちらを見ている時にボールを渡しましょう。
1バウンドで渡す
ノーバウンドで渡しているとやはりこちらを見ていない時にそのまま当たってしまうので、1バウンドで渡したほうが無難ですね。
プロの試合でもボールパーソンは必ず1バウンドか近くまでいって直接選手のラケットにボールを乗せていますね。
故意にやってたらやめた方がいい渡し方
「悪気がないから良い」という訳ではありませんが、あまりオススメしないボールの渡し方もあります。
いくつかご紹介します。
わざと選手から遠いところへ
日本だとあまりいませんが、日本以外のトーナメントだと故意に選手から遠いところにボールを転がして拾わせにいくという選手もいるらしいです。
そういった心理戦も選手間では行われるそうなのですが、一般のテニス愛好家の間ではそこまでのことはしないと思います。
むしろトラブルを誘発しますので、遠いところではなく近くにボールを転がしておいたほうが無難でしょうね。
フォルトはリターンしてはいけない(?)
これも日本独自のマナーだと思いますが、相手のサーブがフォルトだった場合はネットに引っ掛けることが多いですね。
リターンを返すと「フォルトなんだから返さないで」と怒る方もいるそうです。
プロに聞いてみたところ、日本以外ではフォルトをリターンすることは普通なんだそうです。
むしろ「サーブがフォルトしてるんだからそっちのミスで、そっちにボール返すのがなぜ悪いのか?」
という考え方らしいです。
※フラットでボールを渡すとスピードが出てしまって相手が取りずらそうにしている場合は、スライスをかけてフワッと山なりで渡してあげるとバウンド後にスピードが落ちて取りやすいです。
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