PRO STAFF 97RF v.13を2ヶ月使った感想(追記あり)

PRO STAFF 97RF v.13を2ヶ月使った感想(追記あり)
この記事では約2ヶ月の間v.13を使った感想を書いています。

総評:中身には満足。コーティングに不満が残る

ラケット自体の性能については不満はありません。
ポケットフィーリングが機能として強調された感じはありますが、CounterVailのように「ちょっとなぁ」、と思うほどではありませんでした。
カラーリングもかっこいいです。やはり真っ黒ってかっこいいですよね。
問題はコーティングです。

ポケットフィーリング

ポケットフィーリングとは、スイートスポットでボールを打った際にボールを包み込むような感触になるPro staff独特のフィーリングのことを指します。
このフィーリングがよくてプロスタッフを使っている方も多いんだとか。

レザーグリップ

Lavor Cupの限定カラーRedのPro staffのベースグリップはなぜかレザーグリップではなく、普通のポリウレタンでした。
私はあまり柔らかいとか硬いとかは気になりませんが、やはりレザーグリップの方が重さがあるので、トータルでバランスがいいのかと思います。

エンドキャップが黒


ここは個人的にはどうでもいいところでしたが、カンパニーカラーが赤であるWilsonがここを黒に変更することはこれまでなかったそうです。
それくらいFedererがモノトーンにしたいという希望を叶えるためにWilsonが譲ったということですね。
それなのにFederer…

コーティングが弱い


赤い丸で顔ってある部分がそうです。
これってマシンの問題なんでしょうか?
この部分ってリストリングする際にどうしても固定しないといけないところなので傷が入る理由としては分かりますが、でもまだ打ってないのにラケットに傷が入るってショックなんですけど…

赤い丸の傷がリストリングの時点でコーティングが剥がれてしまった部分。
そのほかの傷はコートで削ってしまった部分です。

ストリンガーさんにアドバイス

まあ弁償してもらいます!ってわけにもいかないので、泣き寝入りというかしょうがないんですけど、張ってもらったストリンガーさんには接触部分が剥がれやすいから気をつけてね。と言っておきました。
そうしたら次の時に使い古しのグリップテープを使ってクッションにしてくれていました。
こういう細やかな気遣いは嬉しいですね。

過去のプロスタッフ

Wilsonテニスラケットの表記の意味


※Wilsonラケットの表記の意味はこちら
2016のプロスタッフの時もコーティングがボロボロ剥がれる現象になりましたね。
あの時は黒いコーティングが剥がれるのではなく、そのさらに表面の透明な部分、ボンタンアメの表面の紙みたいなのがボロボロ剥がれてましたね。
2016もv.13も肌触りが最高なので、このコーティングの問題をどうにかしていただきたいです。Mr.Wilson…
こういったユーザーの不満を考えると従来のテカテカのコーティングに戻した方がいいんでしょうけど、この肌触りはいいんですよね〜。

2020年12月19日追記
2ヶ月ぶりにLaver(青)のPro staffを使いましたが、v.13の方が若干重く感じました。
同じ340gなんですが。
トップが軽いとかじゃなくて、全体的に軽く感じました。

2021年10月21日追記
約1ヶ月半、日本への一時帰国でラケットを持ちませんでした。
久々にLavor cupの赤とProstaff 97(315g)も使ってみましたが、315gではやはりスイングしないと負けてしまいますね。
Lavor cup(赤)はなぜかテイクバックでフラフラする感覚があって、打ちづらく感じました。