初心者向け:長さとバランスからみるテニスラケットの選び方


この記事では「ラケットの長さとバランスでどう違うの?」という疑問にお答えします
結論:長い方がパワーが出る。軽いラケットほど頭が重い。
子供用のように短くなるほどボールは飛ばなくなります。長い方が遠心力で打てるため、ボールを飛ばせるようになりますが、長い分操作性は落ちます。
あまりに軽いラケットを使うと、飛んでくるボールの重さに負けてしまします。ですので軽いラケットほど頭の方が重くなっています。ラケットの頭が重くなる方が遠心力が強くなるので、ボールを強く打てるようになります。
テニスラケットの長さについて
26インチ以下がジュニア。27インチ以上が大人
ジュニア用のラケットは細かいです。長い方から紹介すると、
26インチ
25インチ
23インチ
21インチ
19インチ
17インチ
(メーカーによっては26.5インチ、24インチもあります。)
なぜこんなに長さが細かいかというとそれくらいラケットの振りやすさがテニスに影響するということですね。特にジュニア期は短すぎるラケットでも長すぎるラケットでも技術の習得期間に差が出ます。
「また買い換えるのか…」と考えるより、買い換えた方が結果早く習得できると考えましょう!
ほとんどが27インチ
73.66cmを超えてはならない
規定では73.66cmを超えてはならないとあります。
実際売られているラケットは、
- 27インチ
- 27.25インチ
- 27.5インチ
がほとんどです。表記されていますので購入前に必ず確認しましょう。
長いラケットのメリットとデメリット
メリットはパワーがあること!
前述しましたが、長い方がパワーがあります。
デメリットは操作性が落ちること!
長くなる分素早い操作は難しくなります。
しかし0.25インチって0.635cmなんですよね。
その違いがわかるのって、いろいろ打ち比べて、ある程度打てるようになってないとわかりません。
ゴールデンスペック
長さが27インチ
重さが300グラム
バランスが320mm
ストリングスパターンが16×19
いわゆる標準です。
同じ重さ・長さでもバランスが違う
ラケットの重さと長さが同じでも、どこに重心があるかでもラケットの性格は変わります。
トップヘビーとトップライトがあります。
軽いラケットはだいたい頭が重い
また、ラケットが軽いとボールに負けてしまいます。
そうならないようにボールが当たるラケットの頭が重くなっているラケットが多いです。
32cmが真ん中のバランスです。
320mmと表記されている場合もあります。
33cm、34cmになると、頭がおもくなるトップヘビーといいます。
私の感覚だとだいたい5mm間隔ですね。
重いラケットはミドルバランスとトップライトが多い
重いラケットはラケット自体がボールに負けないので、ラケットの頭を軽くして操作性を高めています。
重くてトップヘビーはどういう性格のラケットなのか?
ラケット自体が重くて、さらに頭が重いトップヘビーのラケットはどう言う性格なのか?これは上級者向けになります。
ラケットが重くて上級者向け
トップヘビーで強いボールが打てる
より強いボールを打ちたいという方が使う使う傾向にあります。
まとめ:初心者でも将来的には300g
ラケットの重さが300gくらいはないと、相手の回転のかかったいわゆる重いショットに対応するのが難しくなってきます。
ですが、初心者の方がいきなり300グラムのラケットを振り回せるかどうかは難しい判断ですので、近くにコーチの知り合いの方がいる方はコーチに相談されるのが1番ですね。
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