アプローチショットを打つための練習方法

なぜアプローチショットが必要なのか?
シングルスでもダブルスでも必要なショットの1つでもあるアプローチショット。
アプローチショットを打てることで、ラリーが長くならないようにポイントを終わらせに行くことができます。
ボレーの方が簡単に決めれる
ベースラインでのラリーで点を取るのは簡単ではありません。
近年ベースラインプレーが増えてきた近代テニスですが、それでも最終的にはネットに出てボレーかスマッシュでポイントを終わらせることが理想です。
ストロークが得意な選手でも最後に1球ボレーで決めれる技術は持っておきたいですね。
肩の高さでボールを打つ練習をする
まずアプローチショットはできるだけ高い打点で打てるようにしたいです。
打点が低くなってしまうとネットとの距離が長く、自分が有利になれるボレーのポジションにつく前に相手に打たれてしまいます。
これはレベルが上がるほどその隙を狙われてしまいますので、肩の高さで打つことを練習しておきましょう。
少しジャンプして打つ

練習の手順1です。
サーブのトスのように高くボールを上げて、バウンスして上がってきた肩の高さでボールを打ちます。
ボールのバウンドに合わせて一緒に少しジャンプしながら肩の高さで打ちます。
ジャンプすることが目的ではなく、膝の屈伸を使って足の力(地面の力)をボールに伝えることが目的です。
低い打点ではステップインとコンパスでボールに体重を乗せることが簡単ですが、高い打点では逆に難しくなります。
低い打点と高い打点でフットワークを使い分けることをお勧めします。
3球連続x3=9球連続で入れる
練習の手順2です。
アプローチショットの導入練習で最も一般的な練習パターンは「アプローチ→ボレー→スマッシュ」です。
まずはアプローチショットで肩の高さで打つことを最優先として、この3球をコートに入れます。
コーチ(コーチ役)はアプローチショットが肩の高さで打てるようにボールを出します。
アプローチショットを打ったら、ボレー・スマッシュと続けて3球入ったら成功です。
この3球を1セットとして、3セット連続で成功するように練習します。
アプローチショットからポイントスタート
ダブルスで実践します。
コーチ(コーチ役)はアプローチショットを打ちやすいボールを出します。
アプローチショットをクロスに打ってボレーに出ます。
ここまでを練習の決まり事として、そのあとはフリーです。必ずネットに出るようにしましょう。
基準線を置いてラリー
最後はラリーの中で判断する練習をします。
ラインを置いてもいいですし、紐でもいいですが、基準を作ります。サービスラインとベースラインのちょうど中間にラインを置きます。
テニスをすることに慣れてきた中級者くらいになると、自分が今コートとのどの辺りに立っているのか分かってくると思いますが、初めのうちは今自分がどの辺りに立っているのか分からないですよね。
この基準線を超えて打つ時、もしくはこの基準線まできたらネットに出る判断をできるようにします。
2人ともネットになるのが平行陣
アプローチショットやサーブ&ボレー、リターンダッシュなど、いくつかnエースラインからネットに出ていく手段があります。
このようにあらゆる状況でネットに2人でボレーすることが試合を優位に進めていく手段の1つです。
ラケットの進化でストロークの優位性が上がってきたので、ボレーが優位に立てない!という状況もあります。
アプローチショットはサイドスピン系のラットショットがさらに効果的です。
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