基本のスタンス「セミオープン・スタンス」

この記事ではテニスの基本のスタンスであるセミオープン・スタンスについて解説しています。
パワーと動きを両立したスタンスがセミオープン・スタンス
止まって打てる時はスクエア・スタンスで体重を乗せて打ちたいところですが、レベルが上がり、ボールのスピードが上がるに連れて止まって打つことができなくなってきます。
動きの中でボールに力を伝えることができるセミオープン・スタンスはまさに万能のスタンスといえます。
股関節の捻りと、内転筋の絞り、地面からの反発を利用してボールにパワーを伝えていきます。
右の踵と左のつま先を靴3足分
動きの中でいつも正確に作れるわけではありませんが、セミオープン・スタンスを定義してその形を正確に作るところから練習しましょう。
テニスコートのラインを使うと分かりやすいです。
- 右のつま先と左の踵をラインに乗せます
- スタンスの幅は靴3足分
- 椅子に座るイメージで右のお尻(腿)乗ります
- 少しお尻を突き出すようにするといい形ができます
股関節・内転筋・地面からの力
靴3足分のセミオープン・スタンスを作ったら、力の伝え方を練習しましょう。
- 股関節を曲げながら肩を入れます
- 右の内転筋を絞って膝が外に向かないようにします
- 膝は深く曲げすぎず、地面からの反発を使えるようにします
サーブの時も勘違いされてしまう膝の使い方ですが、深く長く曲げてるからパワーが出るわけではありません。
縄跳びをするときのように、タイミングよくジャンプすることで地面からの反発を利用することができます。
セミオープン・スタンスの時も長く深く曲げるのではなく、地面からの反発を使うことを目的に膝の曲げ伸ばしを使いましょう。
その他のスタンス・フットワーク
-
前の記事
基本のスタンス「オープン・スタンス」 2021.02.13
-
次の記事
特にバックハンドで使う5つのフットワーク「ステップ・イン」 2021.02.15