特にバックハンドで使う5つのフットワーク「ホッピング」
- 2021.02.20
- テニス
- Crazy steps, スタンス, テニス, フットワーク

簡単にいうとライジングで打つ時に使うフットワーク
バウンスして上がってきた肩の高さで打つ時に使うフットワークです。
セミオープン・スタンスから少しだけジャンプしながら肩の高さでボールを打ちます。
小さくジャンプすることで、地面からの反発する力をボールに伝えることができるようになります。
打点は肩の高さですが、少しジャンプして地面から離れているので、肩の高さのまま打点を高くすることができます。
セミオープン・スタンスからホップしながら打つ
注意するポイントはジャンプではないということです。
- “Hop” 「小さく跳ぶ」
- “Jamp” 「大きく飛び越える」
という言葉の意味の違いがあります。
大きくジャンプして高い打点で打つことが目的ではなく、上がってきたボールに合わせてホップしながら打つことで、TPFで打てるようになります。
TPFで打つ
- Timingタイミング
- Possibility確率
- Forceチカラ
これらを考慮して打つことをTPFで打つといいます。
早すぎる、または遅すぎるタイミングではなく、肩の高さでボールを捉えます。
状況的にどれくらいの力で打てば高い確率で入るのかを考慮して打ちます。
いくらチャンスの状況を作り出しても、強く打ちすぎてアウトしてしまえばポイントは相手に入ってしまいます。
常にTPFを考えて打つことが大切です。
ラットショットでは逃しながらホッピング
この記事ではホッピングをバックハンドのフットワークと紹介していますが、フォアハンドでも使います。
ラットショットを打つのに最適なフットワークです。
- フラット系、スピン系はボールに向かっていく
- サイドスピン系はボールから離れていく
フォアハンドのインサイドアウトをサイドスピンで打つ球種のことをラットショットといいますが、逃げるラットショットを打つためには重心をボールから逃しながら打つ必要があります。
フォアハンドでクロスに打つ時はボールに体重が乗るようにボールに向かっていきますが、ラットショットを打つ時はボールから逃げるようにします。
これらの違いはありますが、ホッピングはいろんな状況で使うことができるフットワークです。
使い所①
相手のオフバランスを誘って短いボールを打たせます。
相手のオフバランスを誘っているので、返球が短くなることが予測できています。
早めにポジションに入り、ホッピングで打ちます。
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