ウインドミルを使った戦術-その②(ラリー編)

ウインドミルを使った戦術-その②(ラリー編)
この記事ではウインドミルを使った戦術②を紹介しています。

ToTheBackhandからの展開


③相手のリターンが遅い時からラリーになった場合の展開を解説していきます。
しつこいほどにToTheBackhandを打つことで、相手は我慢できずにどうにかしようとしてきます。
相手から展開している場合は、こちらが後手になってしまいますが、自分からToTHeBackhandを打つことで自分の展開になっているので、相手の返球も予測がつきやすくなり、自分が有利な状況を作り出すことができます。

④ToTheBackhandを打つと見せかけてInIn


しつこくToTheBackhandを打つことで相手の重心やポジションが徐々にバックハンド側に寄っていきます
相手のポジションや重心がバックハンドによってきたところで、インサイドイン”InIn“を打ちます。
相手は重心の逆を疲れているので、

  • スタートが遅れる
  • スタートが遅れているので結果的に届かないこともある
  • 重心の逆に動くので体に負担がかかる
  • 繰り返すことで相手の体力を奪うことができる

このようなメリットが生まれます。

繰り返しになりますが、序盤の1点2点を取られたからといって辞めてはいけません。

④相手のダウンザラインをクロス


ToTheBackhandを打ち続けて、相手がバックハンドクロスの精度が低い場合、相手はクロスに打たずにダウンザラインに展開してきます。
また、自分にフォアハンドクロスを打たせて自分からフォアハンドを打てるようにしたい場合も相手はバックハンドでダウンザラインを打ってきます。

まず、この戦術で大切なのは相手に長い距離を走らせることです。
1点2点なら相手も頑張って走りますが、これを3セットやり続けられると相手は体力を奪われます。
相手は走りたくないので、ダウンザラインを打たなくなるか、「もっといいダウンザラインを打たなければ!」と思うようになります。

そうすると相手はミスをするようになるので、結果的に相手のミスを誘うことになります。

⑤相手がクロスカウンターを読み始めたらDoli・Doli


相手がダウンザラインに打って、クロスカウンターを警戒して走り始めたら、こちらもダウンザラインに打ち返す”Doli・Doli”を打ちます。
先ほどの”InIn”と同じ理由で、相手は重心の逆をつかれているので、同じメリットが得られます。

限定戦術①はこちら

ウインドミルを使った戦術-その①

ウインドミルを使った戦術-その③