分かっていても返せない、届かない場所があるので速い必要はない

分かっていても返せない、届かない場所があるので速い必要はない
この記事ではネットプレーで得点するために必要なボレーについて解説しています。

そもそも届かない所、返せない所がある

  • 距離が近すぎる
  • 予測の反対に打たれた
  • 予測外のところに打たれた
  • セオリーと逆に打たれた
  • さっきまで打っていた球種と違う

さまざまな要因でボールが飛んできているのは見えるのに反応ができないということはよくあります。
相手が反応できていないのに、さらに速いボールを打つ必要なありません。

むしろ速いショットを打つことで自分のリスクが上がりますので、テンションを上げずにむしろスピードを落としても得点できるようにしていきましょう。

①ポーチボレーでインサイドアウト

【テニス】ダブルスの戦術_314_相手の浮いたボールを逆クロスにボレー(またはスマッシュ)

まずセンターケアをするので反応が遅くなります
インサイドアウトは自分から離れて行いくボールなので、そもそも返すのが難しいものです。

返すのが難しいところに親の仇のような速さで打ち込む必要はありません。
むしろそれをミスしてしまうことで相手は点を得ますし、自分はミスしたことで次安全に打つ必要が出てきますし、相手に隙を見せることにもなります。

②ポーチボレーでアングルボレーもしくはドロップボレー

【テニス】ダブルスの戦術_108_センターからアングル

速さではなく、飛ばない・弾まないボレーが打てると得点につながりやすいです。
深く打つだけではボレーは得点に繋がりにくく、短いボレーと組み合わせることで深いボレーも生きてきます。

飛ばない、弾まないボレーを打てるようにするためにはとにかくスイングしないことです。
スイングすることが基準になっている方は、バックスイングも大きくなるのでどうしてもボールが飛んでしまいます。
短く打ってもスピードがあると相手は取ることができてしまいます。

飛ばない・弾まないボレーを打つためにも、ボレーの安定性を高めるためにもボレーはプッシュで打てるようにしましょう。

③近距離のスマッシュ

【テニス】ダブルスの戦術_314_相手の浮いたボールを逆クロスにボレー(またはスマッシュ)

近距離は怖いので返せないし、危ないので相手も諦めている場合が多いです。
ワンチャン返せるかもしれないから、返そうという素振りはするが諦めている場合が多いですね。

相手がもう諦めているのに必要以上に強く打つ必要はありませんよね。
安全にコートの内側「シングルスライン」を目安にポイントを終わらせましょう。

足元に打った後のボレー

【テニス】ダブルスの戦術_314_相手の浮いたボールを逆クロスにボレー(またはスマッシュ)

いつも1発では決めれないので、そういう時は足元に打つことがセオリーになります。
相手もなんとか返そうとするので、もう一回ボレーをするそこから①もしくは②に繋げます。