【テニス】ダブルスの戦術(雁行陣)_202_ディフェンスポジションをとる

結論:ディフェンスポジションではサービスライン付近まで下がる。
目線は相手ネットプレーヤーへ。
ディフェンスポジション
自分が攻撃できるということは、逆のシチュエーションになった場合相手が攻撃してきます。
その時にディフェンスポジションにいなければディフェンスができません。
味方がベースラインから打つ時はディフェンス

前回の記事オフェンスポジションで自分がネットに詰めました。
次は相手がネットに詰めてきます。
この時にディフェンスポジションに入ります。
オフェンスポジションでは返せない

実際に立ってみるとわかりますが、オフェンスポジションのままでは相手のボレーを返すことは無理です。
センターに大きなスペースができてしまい、相手はアウトのリスクなくボレーを決めることができてしまいます。
どうせ点を取られるにしても、オフェンスポジションにいたままでは相手にリスクを負わせることもできません。
サービスラインの手前まで下がる

ここで必要なのは、相手と距離をとること。
遅いボレーでも距離が近いと反応できません。
1步でも2步でもいいので、相手ネットプレーヤーと距離を取ります。
センターを気にしながら下がる

センターにボレーするのがセオリーです。という記事を上げたのですが、攻めるときに真ん中に打つのが定石となります。
アウトせずに相手の隙間を狙うことができます。
そこに打たれても取れるようにセンターによりながら下がれるとディフェンスができるようになります。
下がりながら目線は相手ネットプレーヤーに

ディフェンスポジションに入りながら、目線は相手のネットプレーヤーへ。
ここで観察することはいっぱいあります。
- まず相手がボレーをしようとしているのか
- ポーチボレーに出てこようとしているのか
- ストレートケアをしてブロックの体勢に入っているのか
- ロブが上がってスマッシュを打とうとしているのか
- 全く動く気がないのか笑
上げればキリがありません。
要は相手が何をしようとしているのかを見ていればOKです。
見ていれば対応できます。
そしてエマージェンシーポジションへ

この記事では相手の攻撃を「警戒する」ディフェンスポジションを紹介しました。
実際にボレーを打たれた時、これは緊急事態です。
その時のポジションはもう1歩変わります。
ディフェンスポジションが’理解できたら、次はエマージェンシーポジションが分かるとディフェンスの幅が広がります。
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