ヤッベ!パスワード変えちゃった!サーバのデータベース↔︎WP

ヤッベ!パスワード変えちゃった!サーバのデータベース↔︎WP
この記事ではデータベースとWordpressの接続先パスワードを変更してしまった時の対処法について解説しています。

結論:wp-config.phpの中にパスワードが記載されている!

さくらのレンタルサーバ データベース 接続先パスワード
さくらのレンタルサーバのデータベースとWordpressを接続するパスワードは、wp-config.phpの中にズバッと記載されています。
wp-config.phpはローカルのバックアップからもしくは、
さくらのレンタルサーバ
>Webサイト/データ
>ファイルマネジャー
の中にありますので、探してみてください。

事の発端はWordpressのバージョンアップ

さくらのレンタルサーバ スクリプト設定 言語バージョン設定
現在(2021年8月)の最新バージョンは5.8
なんとWordpressのバージョンが5.1だったので、5.1から5.8にバージョンを上げるためには、まずはphpの更新から始めなければいけませんでした。
phpのバージョンが低すぎると、Wordpressの更新ができないんですね。

phpのバージョンを上げるのは難しくありません。
さくらのレンタルサーバ
>スクリプト設定
>言語バージョンの設定

ここから簡単にバージョンアップできます。

なぜかphp8.0にするとうまく機能しない…

php7.4.20はうまく機能するんですが、php8.0にすると表示できませんでした…
これはなぜなのかまだ解決はしていませんが、とりあえず7で機能するんでそれでよしとして、今はWordpressのバージョン更新を目指します。

【※重要】Wordpressのバックアップ

WordPressのバージョンが低いと、せっかく入れているプラグインBackWPupも機能しません。
仕方がないので、今のバージョンと互換性のあるプラグインを入れてサーバーにバックアップを保存。
そして年のため、(⇦これ重要)ローカルにもバックアップをダウンロードしておきます。
今回はこのローカルのバックアップデータに助けられました。
(今考えるとさくらのレンタルサーバにも同じデータがあるので、焦らなくてもよかったです。)
なにせバージョン5.1から5.8へのアップなので、何か不具合がある可能性もありますから。

無事にWordpressのアップデート完了

杞憂に終わったアップデートの心配でした。
なんの不具合もなく5.1から5.8へのアップデート終了です。

あれ、データベースのバージョンが古い?

old data base version
Wordpressのサイトヘルスにアラートが出ますが、「まぁ、更新したし、何か出るだろう」とは思っていましたが
データベースのバージョンが古い?
ふ〜ん、じゃあバージョン上げればいいだけかな?

データベースといえばサーバーのことかな?

さくらレンタルサーバ データベース mySQL
「そういえばさくらのレンタルサーバにデータベースって書いてあったな…」
ふむふむ、この設定にログインすればいいのかな?

これが最大の過ちでした。

あ、設定か。ここにログインするのかな?


はい、ここにパスワード入れて…
はい、ログイン…

あれ?入れない…
なんでだろう。
ま、いいか。とりあえずWordpressは使えるし。後日どうにかすればいいか。

まだ自分の過ちに気づいていない。

さーて、他のサイトヘルスステータスの改善でもするか〜

データベース接続確立エラー
「あれ?」
「あれ?あれ?」

やべー!!!!!!
ジーマーでバイヤー!!!!!

そう、この時さっきの作業がログインボタンではなく、パスワード変更ボタンだったことに気がついたのです。

パスワードのサルベージ方法を探す旅へ

結果的にwp-config.phpの中にパスワードがあることが分かったので、今回はことなきを得ましたが、バックアップを取っておくことの重要さを痛感した出来事でした。
何かあった時のために、「まぁ大丈夫でしょう」と思わずに、「念の為」バックアップを取っておくことにしましょう!