【テニス】ダブルスの戦術(雁行陣)_204_相手がアプローチで出てきた時に対応

【テニス】ダブルスの戦術(雁行陣)_204_相手がアプローチで出てきた時に対応

この記事では相手がアプローチショットでネットに出てきた時の対応を解説しています。

結論:基本はセンターセオリー。相手に1回触らせることが大切!

相手がアプローチに来ても慌てて起死回生ショットを打ってはいけません。相手に1回触らせることが大切です。この1点を失ったとしてもその後のプレーに活かすためにセンターセオリーです。

ダブルスの基本はセンターセオリー

これもしつこくセンターに打たれると分かるんですが、センターにしつこく打たれると迷います。
ここで迷うのは、誰が打つか迷うということです。
一瞬でも迷うと攻撃に転じることは難しいので、一発で決められる回数は減らせます。
センターに打っているのでサイドアウトがありません。
また迷うことでボレーの精度も下がります。
ミスしてくれる可能性も上がります

センターセオリーを中心にいろいろ混ぜる

センターセオリーで相手の意識をセンターに寄せることができれば、ダウンザラインや頭上を抜くロブが空きます。
そうすると相手はダウンザラインやロブにも警戒するので、センターがさらに効いてきます。

最後に相手に1回触らせること

何れにしても点を取られてしまう状況というのはあります。
その時に1発逆転のスーパーショットを狙うのではなく、相手に1回触らせることを選択します。
そのまま決められてしまうかもしれませんし、ミスしてもらえる可能性もあります。
「最後にもう1回打たされる」のは対戦相手にとってストレスになります。
これが積み重なると相手のミスも誘えるので、最後に1回相手に触らせるということが重要になります。

まとめ:無計画に色々打たない

試合の序盤から色々打ってたら試合の中盤から相手は慣れてきます。
そうすると終盤では読まれ始めます。
読まれたら逆をつけるようにすればいいのですが、逆を突くためには、セオリーがあってその逆になりますので、やはりセンターセオリーからやっていくのがセオリーになりますね。