【テニス】ダブルスの戦術(平行陣)_303_アプローチで出た後のポジション


この記事ではアプローチショットで前に出た後のポジションを解説しています。
目次
結論:2人とも前でボレーするがその中でミニ雁行陣を作る
2人ともネットに出たからといって、必ず攻撃できる状況であるとは限りません。
平行陣でもあらゆる状況に対応するために、ミニ雁行陣を作ります。
ネットに来たらミニ雁行陣を作る

雁行陣は以前ご紹介したように、1人が前1人が後ろのスタンダードな陣形のことです。
2人ともボレーをしますが、その中で小さいミニ雁行陣を作ります。
これが2人とも前の平行陣での基本ポジションになります。
ここからボレーが続くたびに、徐々にポジションを上げていきます。
ポジションを上げないと、ミニ雁行陣の隙間のスペースを狙われてしまいます。
徐々にネットに詰める

徐々にネットに詰めることで相手にプレッシャーも与えることができます。
さらにミニ雁行人の弱点である2人の前のスペースもなくすことができますので、ミニ平行陣を作ったら徐々にポジションを上げたいですね。
ここまで来たらもう決めたい!

徐々にポジションを上げることができたら、ラリーを続けず、終わらせましょう。
2人ともネットに近づくほどボレーが強烈に打てるようになりますが、その分後ろが大きく開いてしまいます。
ボレーが長く続くほど、相手はロブを打つチャンスがありますので、ネットに2人とも来たらポイントを終わらせましょう!
浮いたボールは相手ボレーヤーの足元へ

相手のショットが浮いたらポイントを終わらせに行きましょう!
この時もセンターセオリーです。
相手の足元に沈めます。
足元なので相手は触ることはできますが、返球することは難しい場所です。
安全にポイントを積み重ねていくにはやはりセンターセオリーですね。
その中、余裕のある時にサイドを狙ったりすると、よりセンターが効いてきます。
-
前の記事
【テニス】ダブルスの戦術(雁行陣)_204_相手がアプローチで出てきた時に対応 2020.07.18
-
次の記事
【テニス】ダブルスの戦術(雁行陣)_106_相手のポジションを下げる 2020.07.20