【テニス】ダブルスの戦術(平行陣)_308_サーブ&ボレーでネットに詰める


この記事ではサーブ&ボレーについて解説しています。
結論:サーブを打ちながら前に動きます。動きながらではなく止まってから相手のリターンに対して反応するようにします。
サーブ&ボレーを説明するとまず急いでネットに詰めようとしてしまう勘違いがあります。
確かに打ちながら前に行くのですが相手がリターンするときは一度止まって前後左右上下に対応できるようにします。
サーブを打ちながら前に動く

相手の返球を待たずにネットに詰めます。
この時トスは少し前方へあげるようにします。
その場でサーブを打つというよりは、サーブを打ちながらコートの中へ入れるようにします。
サービスライン手前までしか行けない

どれくらいネットに詰めればいいかというとサービスラインの一歩手前位までです。
自分のサーブが速ければあんまり前に行く時間がありません。
相手のリターンが速ければこちらも前に詰める時間がなくなります。
ネットに近い方がボレーは決めやすいですが、急いで前に行くと自分が動きすぎてボレーが難しくなります。
サービスラインの1歩手前で止まれる位にしておきましょう。
パートナーに伝えておく

男子ダブルスではサーブ&ボレーを行う回数が多くなります。
常にサーブ&ボレーの場合はわざわざパートナーに伝える必要はありませんが、基本の戦術が雁行陣の場合、サーブ&ボレーに出るならパートナーに伝えるようにしましょう。
もし伝えておかないとパートナーがサーブ&ボレーしていることに気づかずロブへの対応ができなくなります。
浮いたら決めに行く

サーブ&ボレーで前に詰めて相手のリターンが浮いてきた場合は、決めに行きましょう。
サーブ&ボレーで前に出てきてボレーストロークで長くラリーをしてしまうと相手にロブを打たれる機会を与えてしまいます。
またせっかくネットに詰めているのに決めれるボールをつないでしまうのはもったいないです。
ハイボレーで打てる時は相手の足元に沈めて決めれるようにしたいです。
もちろんいいリターンが来て難しい場合は丁寧に相手ベースラインプレーヤーに返球します。
まとめ:サーブとボレーのテクニックがあれば取り入れたい戦術それがサーブ&ボレー
ベースラインとネットに2人が分かれる雁行陣では、少し浮かせたリターンでディフェンスすることができます。
しかし2人ともネットに詰められるとリターンも簡単に浮かせてしまうとボレーで決められてしまいます。
リターンの技術を高めないといけないので、サーブ&ボレーに出るとリターンのミスも誘うことができます。
ある程度サーブとボレーが入るようになってきたらどんどんサーブ&ボレーに挑戦して経験を積んでいきましょう。
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