【テニス】ダブルスの戦術(サーブ)_310_ワイドサーブからの展開

【テニス】ダブルスの戦術(サーブ)_310_ワイドサーブからの展開

この記事ではワイドサーブからの展開について解説しています。

結論:ワイドサーブに打った後はストレートケアをしてセンターに寄って来たボレーをセンターセオリー

ワイドに逃げるサーブまたは跳ねるサーブをリターンでクロスに引っ張ることは簡単ではありません。甘くなりがちなリターンを見逃さずにボレーを狙います。

ワイドにスライスサーブで相手を外に追い出す

いいスライスサーブをクロスに返す事は簡単ではありません
スライスサーブでもいいですしスピンサーブでも効果があります。
フォアに高くはねるサーブも簡単にクロスに返す事はできません。
リターンする選手の体をストレッチさせることができればOKです。

ストレートケアをする

クロスに返球するのが簡単ではないと言う事は、ダウンザラインの方が打つのが簡単です。
ここでストレートアタックを警戒せずにポーチボレーに行ってしまうとストレートを抜かれてしまいます。
一歩でもいいのでストレートを気にしている動きを見せてください

リターンがダウンザラインに来たらリターン寄りにセンターセオリー

クロスに打つのが難しい状況なのでリターンに慣れていない方はそのままダウンザラインに打ってくる可能性が高くなります
その場合はストレートケアをしたままセンターセオリーです。
この時相手ネットプレーヤーはセンターセオリーを読んでいます。
ポジションをセンターに寄せてきています。
ネットプレーヤー寄りのセンターではなくすでに外に追い出されているリターンの選手よりのセンターにボレーします。

もしセンターカバーされても次はアングルを狙います。
こちらの記事をご参照ください。

【テニス】ダブルスの戦術_108_センターからアングル

センターに来たリターンをセンターセオリー

この状況ではリターンをクロスに返す事は簡単ではありません。
リターンする選手はクロスを狙っていてもセンターに飛んでくる場合があります。
このセンターに飛んできたボールを見逃してしまうと試合を通して相手は楽になります
ボレーヤーの近くに飛んできても相手との駆け引きや試合の流れで手が出ない事は多く見られます。
ですが基本的にセンターに来たボールはボレーができるような態勢で待っていることが大切です。

ボレーの硬さを見せておくことが試合を通じて大事になります

特にダウンザラインに打たれたリターンをボレーする時です。
ダウンザラインに来るとわかっていてもこのボレーを一発で決める事は簡単ではありません。
一発で決めるボレーよりも正確に足元に沈めセンターにボレーを打つことが大切になります。
そうすると常に自分がアドバンテージになります。
レシーバーはより良いリターンをうたなければならなくなります。
その心理でミスが増えます。
派手に打ってAce or Missになるボレーよりも確実に足元に沈められるボレーを打ちましょう。

まとめ:ワイドサーブの後はストレートケアをしてセンターセオリー

この動きをわかっていればペアでの作戦も必要ないです。
初めて組むペアの場合はあらかじめ作戦を決めておきましょう。
センターにボレーした後は2段構えで待っていてもう一度ボレーできるようにしましょう!

【テニス】ダブルスの戦術_108_センターからアングル