テニス初心者におすすめのストリングス(糸)の張りの強さ

テニス初心者におすすめのストリングス(糸)の張りの強さ

結論:とりあえずテンションは50で張れ!

テンションとは?

テンションとは、テニスラケットの糸を張るときに「どれくらいの強さで張りますか?」「テンションはどうしますか?」という風に使われます。
そのまま「強さ」という意味ですね。
日本では一般的に重さを表現するときはキログラム(kg)ですよね。しかしなぜかテンションだけはポンド(lb)で表されます。
デンマークの方はkgで言ってましたね。
このあたりは国によって違うようです。
日本ではテニスのテンションはポンド(lb)で表現するのが一般的です。

いくつで張って良いか分からない

これは悩みますよね。
まず標準が分からない!後述しますが、硬すぎてもよくないし、柔らかすぎるのもよくありません。

硬すぎると飛ばない

ストリングス(糸)には弾性があります。
若干伸び縮みします。
硬すぎると伸縮せずにボールの飛びが悪くなってしまいます。
また、硬すぎると関節への負担も大きくなりますので、硬すぎるのはおすすめしません。

柔らかすぎると飛びすぎる

逆に柔らかすぎるのもよくありません。
柔らかいトランポリンをイメージしてください。
柔らかいとよく飛びます。
よく飛ぶということは、コートの中に収めることが難しくなります。

日本での標準は50ポンドと言われています

「普通はいくつですか?」
これはよく聞かれる質問ですが、日本では50ポンドが普通だと言われます。
何を持って普通なのかと聞かれるとなんでだろうと思いますが(笑)

タイでの標準は55ポンドと言われています

「タマダータオライ?」(普通いくつ?)
タイでストリングスを張り替えるときに何人かのストリンガーに聞いてみたのですが、皆「55だね」と答えます。
プロの選手も国によって、気温によって、標高によって、テンションを調整するそうです。
タイの暑い気候だと自然と55がちょうど良いということなんでしょうかね?
ちなみに私は55だと硬く感じますので、50ポンドで張っています。

ラケットによって適正テンションがあります

ラケットメーカーのwebをチェックしましょう!
あなたのラケットの適正テンションが表示してあります。
Wilsonの方はこちら

私のおすすめは50ポンド

以上をふまえて、私がおすすめするのは50ポンドです。
あとは、いろんなストリングスを試して行くと、ストリングス自体が硬い・柔らかい、ラケット自体が硬い・柔らかい、「このマシンの50ポンド硬ーな」(笑)など色々わかるようになってきますが、基準がないと比べようがありませんね。
ですので、50ポンドを基準にしてみてください。

もしくは適正テンションの一番「下」

メーカーの推奨する適正テンションの一番「下」がおすすめです。
Wilsonのラケットだとだいたい50lb~60lbです。
その中間の55だと、私にとっては硬く感じるので、やはり一番下ということになりますね。